フェアレディZ専門ショップDAYTONAさんで取り扱っている、
US Z SPEED製強化ダイレクトレリーズシリンダーです。
Z33後期フェアレディZのお客様で、クラッチペダルが行ったきり
戻って来なくなる不具合でご入庫。
Z33後期型から採用されている直押しタイプのシリンダー
エア抜きがやり難いとか、熱負荷で抜け易いとか何かと難ありのパーツ。
今回、すでに10万キロも超えているし、
クラッチ周りをリフレッシュしたいとのご要望で
DAYTONAさんで扱っているクラッチキットで交換することに。
ミッションを下ろしてシリンダー比較。
確かに純正は作りが安っぽいですね。
あとエアブリーダーが下向きなので確かにエア抜きはやり難そうです。
比べてZ SPEED製のは容量をアップしているようですね。
パイピングの継ぎ目が多いのがやや気になりますが・・・
セットで組あわされているクラッチは
EXEDYでフライホイールとセット交換になっています。
ダンパー付きのフライホイールなので、
社外のクラッチはあまり出ていないみたいです。
表はこんな感じでホースもZ SPEED製に交換します。
マスターシリンダーは純正がセットで組み込まれています。
ペダルはガタが出て来ていたので合わせて交換しています。
さて、乗り味は・・・
純正よりもダイレクトでクラッチの繋がりはいい感じな気がします。
ダンパー無しでも不快な振動とか感じないですし。
強いて言えば強化クラッチで少しペダルが重くなっているくらいですかね。
熱負荷に対しての評価は走りこまないと何とも言えませんが、
それは後日機会があればお知らせしたいと思います